†狼BOY×赤ずきんGIRL†
ピーンポーン。
俺たちは柚姫の家に来た。
俺がここに来るのは二回目だ。勉強会の日は寝てるあいつをおぶってきた。
“はい。どなたでしょ…”
インターホンから柚姫の母親らしき人の声がした。
旭『あっ。僕たちは柚姫さんと同じクラスの者です。柚姫さんはおられますか?』
旭は丁寧な言葉で言った。
“あの子は……誰と会う事も望んでいません。おひきとり下さい。”
柚姫が俺たちと会いたくない?
そんな事あるのか?
旭『あの、申し訳ございませんが、どうして今日柚姫さんはお休みだったのでしょうか……』
“あなた達には関係ありません。グスン。お願いですから、もう帰って下さい”
おばさんは泣いてるようだ。
俺たちは、おばさんが泣いいるのを感じ、その場を離れることにした。