幼馴染はアイドル!!

でも、そんなことお構いなしに喋る。

「大丈夫か?なんかうなされてたみたいだけど・・・。熱でもあるのか?寒いか?」

機関銃みたいに喋るから、喋るタイミングがない。

「だ、大丈夫!!」

「そ、そうか・・・。」

少し落ち着いたのか、翔が私の隣に座る。

「仕事終わってベランダにいたら、お前がうなされて・・・。呼んでも気づかないから、心配になって・・・。」

そう喋る翔は子供みたいだった。

すると、もう一つ、声が聞こえた。

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