幼馴染はアイドル!!
人が少ない道に入ったとき、沙織は顔をすごい近づけて言った。
「実は、そのグループの中に、私のお兄ちゃんがいるの。」
「・・・。知ってるかどうか聞いただけなんだけど。」
「あ///」
クスリと私は笑う。
沙織の顔はすごく赤く、ちょっと可愛かった。
「えっと、これは内緒ね?」
私は小さく笑った後、うなずいた。
その後は、ずっとその話だった。
沙織の2つ上で、すぐ近くの高校に通っているらしい。
アイドルになったのは、オーディションで受かったから。
雑誌で沙織が遊び半分で送ってみたら受かってしまったらしい。