幼馴染はアイドル!!
・・・全部見られてたー。
私が落ち込んでいると、
「そういえばどうしたの?午後の授業、いなかったけれど・・・。」
「・・・。」
私が口ごもっていると、
「・・・永瀬?」
私の体がびくりと震えた。
「・・・俺は何があったのかよくわからないけど、鈴川さんが少しでも楽になるんだったら、協力するよ?」
そう言って私の目をまっすぐ見つめる。
もう、無理だ。
私は今度は大きな声で、泣いた。