幼馴染はアイドル!!

私は軽く微笑む。

優しいな。東君は。

「はい。」

そう言って東君は手を差し出す。

私が疑問の色を浮かべていると、

「だって、帰んなきゃだめでしょ?」

そう言い、立っている東君は座ってる私の手をつかみ、引っ張り上げた。

「送ってくよ。」

「え、いいよー。」

「いいからいいから。」

そう言うと、東君は先を歩いていく。

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