幼馴染はアイドル!!
「誰?」
「しらねぇの?なんか、メッチャ可愛いって噂だよ?」
・・・え、アイツが?
俺はそう少しつぶやいた。
でも、前のグループにはその声は届かない。
「あー。俺見たよ。なんかツンデレだってー。」
「マジで?ふーん。ちょっといじってみるか。」
「はぁ?何言ってんだよお前ー。」
「いやぁ、ちょっとからかってみようって思ってさ。」
「いいよ、俺協力すっから。」
「マジ?じゃぁ、俺も俺もー。」
・・・何か起こりそうな予感だが、俺にはあまり関係ないか。
俺はそう思って、その男子グループを追い越した。
彼らは気づかない。
次の日、あることが起きた。