幼馴染はアイドル!!
授業が終わって、休み時間になったとき、他のクラスの人がやってきた。
その中には昨日の男子グループのやつらもいた。
すると、千里はクッキーの入った袋をその男子に渡した。
「お、ありがとー。全然知らない俺らなんかにさ。」
「べ、別にあんたなんかにあげようと思って作ったわけじゃないし・・・。」
「え?じゃあ、返すね。」
「へ?ダメ!私があんたにあげたんだから、これはあんたのなんだから、返却とか受け付けないから。」
そう、顔を少し赤くしながら言う千里に対して、少し面白そうにしている男子たち。
それを見た他の男子たちが、俺も俺もと騒ぎ出す。
千里は、少し微笑んで、どうぞ。と言った。