幼馴染はアイドル!!
「え、そうなの?」
翔の一言で魚をテーブルに並べる。
そのまま翔は私から箸を奪うと
「別に山菜もうまいじゃねえか。」
「なんだー。見た目だけかー。」
山菜も食べた。
皆は大きく息を吐くと、皿に料理を載せていった。
皆が吉崎から離れていく中
「・・・。」
「残念だったな。」
「次に期待だぜ。」
「お前はがんばったよ。」
さっきまで悔しがっていたほかの男子たちがそう吉崎の肩をたたく。
「顔がくそ笑ってんじゃねぇかよぉお!!」
「はっはー。ドンマイー。」
「はっはー、ドンマイケル君だな。」
どうやら大丈夫そうだ。