幼馴染はアイドル!!
私は思わず吉崎の後ろに隠れる。
「あ、ごめん。驚かせちゃったかな・・・?」
そう言って出てきたのは一番最初に出発した人。
私は首をぶんぶんと横に振る。
「まぁ、いいんだけど。このまままっすぐ行くと、階段があるからそこを上ってねー」
「おっけー。」
私はコクコクとうなずきながら、歩く。
「えっと・・・もしかして暗いの嫌い?」
「そそそそそそそんんなことおおおお」
噛みまくる私を見て、
「ははは・・・。」
苦笑いするのでした。