幼馴染はアイドル!!

「どうしたの?こんな時間に。」

そう先にいってきたのは真里だった。

私は小さく笑いながら

「ちょっとね・・・。ところで真里ちゃんは?」

「真里でいいよ。そっちの方が呼びやすいでしょ。あんた的には。」

「ん。じゃ、そうしてもらうね。」

「さっきの質問だけど、些細なことよ。ちょっとあの場所だと居づらかったから。」

「真里のテント?」

「そ。なんか私嫌われちゃったんだよね。そりゃそうだと思うけどさ。」

「自覚はあるんだ?」

「あんたケンカ売ってんの?」

「ふふ。うん。ちょっと売ってた。あと、あんたじゃなくて千里ね。」

「むか。まぁいいよ。私大人だから。」

「さぁさぁどうぞ。大人の真里さんー。」

「うるさいわね。それで、ちょっとこの場所が気になってきてみたら猫がいたから。ただそれだけ。」

「そっか。モデルさんも大変なのね?」

「ちょっと、千里私のことうらんでんの?」

「あったりまえでしょーっていうのは冗談。ちょっとからかっただけだよ。」

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