幼馴染はアイドル!!
そこには、ポップな字で、
月明かりが消えた日。
あなたを待っております。
チケットを持って、時計を持ったウサギさんを探してください。
大きな木の下に、星が見えてくる頃。
お迎えにあがります。
なお、このことは秘密にしておいてください。
そう、書いてあった。
チケット、と書かれているものをみると、可愛らしいウサギの絵が書かれているだけだった。
自分で調べろということか。
なんとも不親切なウサギの上司だ。
そう思いながらも、気分は少し上がっていた。
もともと推理小説は好きだったし、こういう謎かけも面白い。
月明かりが消えた日。
つまり、月が出ていない日ということだろう。
結果、新月の日だ。
「今日は三日月だから・・・。」
三日後。ということになる。
星が見えてくる頃。
日が沈む頃というわけか。
今は夏なので、六時半から七時ごろということになるのだろう。
大きな木の下に、と言われて思い浮かぶのはあの公園だ。
封筒には切手がないので、直接ポストに入れたのだろう。
だが、ウサギさんが誰なのかわからない。
おとぎ話のように、本物が来るはずがないのだ。
月明かりが消えた日。
あなたを待っております。
チケットを持って、時計を持ったウサギさんを探してください。
大きな木の下に、星が見えてくる頃。
お迎えにあがります。
なお、このことは秘密にしておいてください。
そう、書いてあった。
チケット、と書かれているものをみると、可愛らしいウサギの絵が書かれているだけだった。
自分で調べろということか。
なんとも不親切なウサギの上司だ。
そう思いながらも、気分は少し上がっていた。
もともと推理小説は好きだったし、こういう謎かけも面白い。
月明かりが消えた日。
つまり、月が出ていない日ということだろう。
結果、新月の日だ。
「今日は三日月だから・・・。」
三日後。ということになる。
星が見えてくる頃。
日が沈む頃というわけか。
今は夏なので、六時半から七時ごろということになるのだろう。
大きな木の下に、と言われて思い浮かぶのはあの公園だ。
封筒には切手がないので、直接ポストに入れたのだろう。
だが、ウサギさんが誰なのかわからない。
おとぎ話のように、本物が来るはずがないのだ。