幼馴染はアイドル!!

「家に戻るか。」

俺は玄関の中へと戻っていった。

母親におすそ分けしてもらったことを伝えて、テーブルにつく。

「はむはむ・・・。うまいなぁー。」

さっきからおいなりさんを食ってはそれしか言わない夏樹を笑いながら、母さんが言った。

「あとで夏樹君を送るのよー。」

「あぁ。」

俺はお皿をさげたあと、携帯を持って、玄関に向かった。

夏樹と一緒に家を出た後、着信を確認した。

「あ。来てるね。」

「俺が言ったとおりだろ?」

そう。

千里と書かれたメールが来ていた。

内容は、味がどうだったかということ。




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