幼馴染はアイドル!!
その数分後、スタッフの人が来て、私と沙織は別室に移動し、服を着替え、メイクとかもした。
「実は、私メイクしたことないんですよね・・・。」
そう最初に言ったとき、かなり驚かれ、
「はぁーーー??」
と沙織に肩をガクガクと揺らされた。
1時間のメイクを終え、スタジオへ向かう。
メイクをし終わった沙織は、私を見るなり、
「可愛いーーー♪」
と言いながら、抱きついてきた。
スタッフさんも、すごいうなずいていたけれど、どこが変わったのかよくわからなかった。
移動しながら、沙織はずっと、私を見ながら、
「私が男だったら、一発で惚れちゃうわー。」
「もう、つれて帰りたい♪」
とかをずっと言っていた。