幼馴染はアイドル!!
教室に入って、席に着いた。
「ふー。」
ちょっと安心して、息を吐き出した。
そのとき後ろから、「ワッ!」という声が。
ビックリして、こけそうになった。
「あわわわ。」
この声が大きかったのか、みんな私を注目して、笑った。
ちょっとムカつきながら後ろを振り返ると、すごい笑顔の髪型がボブの可愛い子が一人。
すると、急に手を差し出してきて、こう言った。
「はじめまして!私は海藤沙織(かいどうさおり)!ヨロシクね☆」
少し戸惑っていると、手を握られた。
「あなたが、なんて言っても、もう友達だからね!」
少し面白くて笑ってしまった。