幼馴染はアイドル!!

教室に入って、席に着いた。


「ふー。」

ちょっと安心して、息を吐き出した。


そのとき後ろから、「ワッ!」という声が。


ビックリして、こけそうになった。


「あわわわ。」

この声が大きかったのか、みんな私を注目して、笑った。




ちょっとムカつきながら後ろを振り返ると、すごい笑顔の髪型がボブの可愛い子が一人。


すると、急に手を差し出してきて、こう言った。

「はじめまして!私は海藤沙織(かいどうさおり)!ヨロシクね☆」


少し戸惑っていると、手を握られた。

「あなたが、なんて言っても、もう友達だからね!」

少し面白くて笑ってしまった。


< 8 / 539 >

この作品をシェア

pagetop