幼馴染はアイドル!!
沙織を見送ったあと、私は用事を済ませに向かう。
行き先は、お兄ちゃんの大学。
なんか、今日中に書類をもってこいって言われたから。
まぁ、ちょうどよかったって感じかな。
普通に歩いていると、
「ねえ、ちょっと君。可愛いー♪」
私は、なんかのスカウトをしてるのかなと思い、歩いていく。
理由は、私ではないと思ったから。
すると、
「ちょっとさ、どっか行かない?」
と、腕を引っ張ってきた。
このとき、初めて気づく新事実。
「私ですか?」