俺様彼氏にはご注意ください。



『早菜!座って座ってー』



なんていきなり肩を捕まれ
杏に開いてる席に戻される。



『はい、あんたはここね』



そう言って今度は啓祐の腕をつかみ
私の横に座らせる。


もしかして…


杏が仕込んだ…?



『えー啓祐君、私とはなそーよー』


あ、違うのかな?



『あ、後で話せるように席替えするし、ね?』


杏が慌てて女の子をなだめてる、


『そうだよ、なぁ』


その横の男の子も杏にあわせてそうなだめる。



あ、わかった。

あの二人の計画なんだ。



『まーならいいけどー』



私は今でもいいんだけど…



だって気まずいし…


そっから10分、、

しゃべらないまま沈黙が続いてて、
もう限界…ってとき、


『啓祐君!もー私とはなそー』


そう言って強引になかに割り込んでくる。






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