俺様彼氏にはご注意ください。
はぁ…
一体なにするつもりなのかな。
あれから何日か経つけど
なんにも起きない。
杏もなにも言わないし…
『あ、早菜。』
お昼休み、職員室に用事のあった私は
教室に向かって帰る途中だった。
ドキンと胸が鳴ったのを
ばれないように
『啓祐』
そう反応する。
あれ、周りに居る女の子達居ない。
そう言えば最近見当たらない。
どうしたんだろ。
『どーしたんだ』
『ちょっとね、』
『へー。』
ぅーん。
気まずい。
普通な話せるんだけど
どうしてもドキドキしてしまう。
私可笑しいかもしれない。
だってものすごく抱き締めてほしいもの。