俺様彼氏にはご注意ください。



『お前、ふざけんなよ』


あ、怒ってる?


ごめん啓祐。

私今、ちょっと感謝してる。


嬉しいもん。




『君に関係ないじゃん。ねぇ?彼氏でもあるまいしー』


なんてとこを突くんだこの人は。


啓祐はその言葉に言葉をつまらせる。



やっぱり……
付き合ってないんだよね…私たち。

改めて認識。



『ね、早菜ちゃん。一回デートしよーよ明日の帰りさ』



『え、』


そんなの嫌に決まってる。



何で私が啓祐以外と。



『俺も行く』



『え?』


啓祐がそう言ってきて
びっくりしてしまった私。

行くって…


三人ですか…?



いや、啓祐と居れるならいいかな?



なんて甘い?










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