魅惑ボイス−それを罪と呼ぶのなら−





「…凛、それお前の制服か?」

「えっ?」

「…いや。勘違いならいいんだが、」





目を見開く凛に幹久は言う。


ジィと凛の制服を見つめて。





「スカートの丈が、短い。」

「あ…」





幹久が言うように凛のスカート丈は見るからに短くなっていた。元々膝下だったので余計目立つ。


ここまで短くしたことがない凛は恥ずかしげに俯く。露になる太股を隠すようにスカートの裾を伸ばすが、あまり意味はなかった。
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