魅惑ボイス−それを罪と呼ぶのなら−





青白い顔から冷や汗が伝い枕が濡れる。息を荒くする彼女は徐々に夢のなかで追い詰められているのか過呼吸になっていく。





「ひっ…はぁっ…」





何度も寝返りを打ったあと…





「……っやめて!」





飛び上がるようにして起きた。


バサッと掛け布団が舞い、ベッドからずり落ちる。
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