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ホラー・オカルト小説一覧
魅惑ボイス−それを罪と呼ぶのなら−
288ページ
魅惑ボイス−それを罪と呼ぶのなら−
「そんなの簡単じゃね〜の。オメエが“邪魔”だから。」
まるで自分の受け答えをされているようで凛はドキッとする。
何故行く手を阻むのかと言う問い掛けに、答えただけなのに。自分の心を見透かされたようで凛は狼狽えた。
転がる不良を足蹴にする“彼”はやはり残酷で非情だった。
「オメエ等全員、死ね。」
響が姿を表した。
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