月と蝶との秘密の糸


机の上に置いてある本と手元に在る本は、


王室の図書館から借りてきたもの。


自由に持ってきて良いらしいので、早速借りてみた。


初めて行った図書館はとっても静かで、私はとても居心地が良かった。


独特の紙の匂いがして、なんだか少し気持ちが高まった。


「せっかくだから読んじゃおう。」


手元に在るだけではこの本も可哀想。

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