続・だいすきなんです。




「ありがとぅッございます…!!」



さっき泣き止んだばっかりなのに…



私の涙腺は底を知らず…


「…っ」



隼人先輩にバレないように、必死に口を覆って、呼吸を落ち着かせようとする。




「ひとみ…?」




異変に気付いたのか、心配してくれる先輩。



「あっだ、大丈夫です…っ」




涙止まって



止まってよ…



もうこの気持ち



2度と伝えないんだから。




迷惑かけたくないんだから。
< 23 / 43 >

この作品をシェア

pagetop