続・だいすきなんです。
「あのさ」
沈黙を先にやぶったのは隼人先輩だった。
「何ですか…?」
ドキドキ…
「床冷たいし、ベッドに座んなよ」
「あ、いえ…大丈夫ですから」
「無理すんなよ。風邪引いてるんだから」
普段は面白いことしか言ってなくて、笑ったとこしかあんまり見たことなかったけど…
真剣に私を見つめる隼人先輩がかっこよくて…その目に吸い込まれそうだった。
「はい」
と言って私はベッドにちょこんと座る。