小学生からの恋~一緒にいた日々~
「何を作ったの?早く見せて~」

私はとっても見たくてうずうずしてたっけ?




「ほら!これ!」



クローバーの花で作られたティアラ。



女の子の夢であるティアラを瑞希が作ってくれた。


こんな一部分の幸せ。


今まで生きていた中で一番幸せな瞬間だったと私は思う。



「わぁぁ!!可愛いぃぃぃ~!!」


「よかった。そんなに喜んでくれて!」



私たちはこうして1分・・・1秒・・・と幸せな時間を過ごしてた。



帰り際に瑞希が言ってくれた。


女の子が一番欲しい言葉。



このころから瑞希は女の子の扱いがうまかったんだ。



「美優!」


「瑞希・・・?何?」


「美優・・・俺・・・美優のことが好き。だからずっと一緒にいて。」


「私も瑞希が好き。」


「美優。可愛い。」


「瑞希。かっこいいよ!」



こうしてカノカレになった。
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