小学生からの恋~一緒にいた日々~
「お父さん!!!」


お父さんが帰ってきた。


「お前・・・また・・・美優に虐待をしていたのか・・・」


「あなた!!おかえりなさい!」


「うわぁぁあああん。おとぉおーさぁーん。」


「よしよし」


その大きくて優しい手。


優しい声。


大きな私を包んでくれる体。


全部お父さんのことが好きだった。




「由梨!でていけ!帰ってくるな!」


「そんな・・・あなた・・・私はあなたのことが好きで・・・うぅうう」


私は自分の部屋に入れられた・・・

戸を閉めるときにお父さんが言ってくれた。


「この戸を開けると嫌なものが見えるよ。見ちゃだめだからね。もう寝なさい。」


その優しい声が聞けるのは最後だった・・・


あとで聞ける優しい声は見張りがいる嫌な場所で聞けるようになる。




お父さん何をするのだろう・・・
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