小学生からの恋~一緒にいた日々~
ゴン!バン!グチャァー・・・


嫌な音がする。



「キャアーグハッ。」



ガラッ・・・・・



ついに開けてしまった・・・




そこには見たことのないお母さんの姿だった・・・


血がばらまいてあり、口から血が出てて、残酷だった・・・



「美優・・・これでもうお前は安心して暮らせるぞ・・・」



バタッ・・・


お父さんが倒れた!!



私はお父さんの近くに行き「お父さん、お父さん。」と何度も何度も呼んだ。



しばらくして私はノドが枯れ、もう声が出ないふうになってしまった。

「お・・・とう・・・さん?起き・・・て・・・る?」



ガチャ・・・



私は意識がとんでいたようだった。



「美優?!起きた?」


「み・・・ず・・・・・き?」


「よかった!俺のこと分かるのか!」


「うん。この優しい声と元気いっぱいの顔でね。」


ピーポーピーポ・・・
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