Fate.LOVER        ~運命の恋人~
「お前っ!?そいつは…」

「こいつに追いかけて
もらうことにしたから。」

「悪魔をここに持ち込むのは
ルール違反だぞ!!」

「黒四獣のルールを
破った奴に言われたくないね」

尾崎君は黒い笑みを浮かべると
ふっと消えてしまった


「和音っ、走れ」

「えっなんで?」

「あいつに喰われたくないだろ」

夏鳥はそう言って
尾崎君の残していった鳥を
指差した

「普通の鳥にしか
見えないんだけど…」

「あいつはな、」

夏鳥がそこまで言った時だった
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