Fate.LOVER        ~運命の恋人~
「ルオン、これからどうするの?」

「力になってくれるやつがいる
とりあえずそこに行く」

「どこにいるの?」

「北部の森の祠だ」

「それってどんな人?
狼??」

「白狐っていう妖怪。」

「白狐…」


しばらくの沈黙の後

ルオンは立ち止った


大きな耳をピクピクさせている
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