frankly high school☆~24人の主人公~①
優しい…優しいキス。
帝十がどれだけうちを大事に想ってくれてるのかが伝わってくる。
そんなキス。
「帝十…」
「ん?」
「いつもありがとね」
「あぁ?こないだのやつ?」
……聞こえてたのか。
最悪。
恥ずかしいんですけど。
「コノヤロー!聞こえてたんだな!?」
「いや…恥ずかしかったんでねww聞こえてないふりした」
はぁ!?
そんな会話をして帝十はうちの看病をしてくれた。
看病というよりはただ、二人で寝てただけなんだけど。
これからよろしくね。帝十…。
紅愛side*END