frankly high school☆~24人の主人公~①
たとえ…自分のタイプの人でも…麻栗以外なんか…考えることも、好きになることさえも無理。
これは絶対がつくほどだ。
もう一回、もう一回だけ…告白してもいいかな…?
振られても…もう話せんくなっても…それでも。
今、この“好き”という気持ちを伝えないとダメな気がする。
もうどうにでもなれ!
「麻栗…うちさ、まだ今も麻栗が好き…」
はぁ…顔が見れん。
ドキドキ…。
心臓のうるさい音よ!やめ!
「そんなん知っとるちゃ。まだこんな俺が好きやったん?」
は!?何で知ってんのさ!!
なんで………ッ!!??
まさか…岬光と…あの女だ!
紅愛しか居れんわ!