frankly high school☆~24人の主人公~①
あきらかに美知が俺のことを気にしてるのがわかる。
わかりやすすぎなんだよ美知は。
そこも可愛いけどな。
そんなこと口に出しては言えねぇけど。
「そろそろ勘弁しちゃったら?」
そう言ってきたのは帝十。
その後ろには照魔。
「まだまだ。俺から行くわけがないやん?わかってんだろ?俺の性格」
「まぁ…な。でも可哀想じゃね?」
「ぜんっぜん♪」
「楽しそうだな…おい」
そりゃ楽しいに決まってる。
美知からどんな言葉が聞けるか、楽しみなんだよなぁ。
あれは絶対俺に惚れてる。
これだけは自信持って言える。