メガネのダサオ君
────
───
──
─
ざわざわざわざわ
チュンチュン
─おはよう─
─おーっす─
今年も桜が満開で
風がふくたびハート形の花びらが
落ちるたび寂しそうにおちてゆく
だが、
この丘高い学校に行くまでの一本坂はいつもより華やかだ
桜のピンク色がまるでじゅうたんのような
そんな感じさえしてきた
そして、その一本坂はうちの学校しか通らないから坂で仲良いの友達をすぐ見つけれるから
きついけど便利な坂である
「優奈おはよー」
バシバシ
毎日、おはよーの後に笑いながら
バシバシ背中を叩いてくる挨拶の仕方は
「歩、い痛いって!」
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ざわざわざわざわ
チュンチュン
─おはよう─
─おーっす─
今年も桜が満開で
風がふくたびハート形の花びらが
落ちるたび寂しそうにおちてゆく
だが、
この丘高い学校に行くまでの一本坂はいつもより華やかだ
桜のピンク色がまるでじゅうたんのような
そんな感じさえしてきた
そして、その一本坂はうちの学校しか通らないから坂で仲良いの友達をすぐ見つけれるから
きついけど便利な坂である
「優奈おはよー」
バシバシ
毎日、おはよーの後に笑いながら
バシバシ背中を叩いてくる挨拶の仕方は
「歩、い痛いって!」