オトシモノ~君が零した星屑~


ドンッ


「おい、どこ見て歩いてんだよ?」



体格の大きい男にぶつかり、尻餅を付いているわたし。


思いっきり打った腰が痛い。


・・・・・浪士だろうか?


その男を睨み付け、立ち上がる。


そして、その場を立ち去ろうと歩き出した。


・・・・・が。


腕をがっちりと掴まれ、身動きが取れなかった。




< 12 / 466 >

この作品をシェア

pagetop