オトシモノ~君が零した星屑~
「いいから!!」
「ぬう・・・・・俺は寝不足なんだよ・・・・・」
顔をしかめて起き上がる土方の目の下には、確かにクマがはっきりとあった。
また、か――――
この所、徹夜作業か何かあるのか分からないけど。
・・・・・夜遅くまで灯りがついている事が多かった。
私も、一緒に起きていようと思ったことがあった。
でも、いつも途中で寝てしまう。
眠気に人は勝てないね、うん。勝てるのは鬼だけだから。