オトシモノ~君が零した星屑~


「えっ?――――っ!!」


ボスッと顔に、なぜか何かが直撃する。


その後に続く、けたましい笑い声の数々。


三馬鹿と、沖田、泉箕・・・しかも何で山崎、その輪に入ってんの?



「・・・・・あんた達・・・・・馬鹿?」


「おいこらぁぁぁぁっ!!おめぇら何してんだ、この野郎!!」



スパンッと襖が開け放たれ、中から土方が飛び出す。


いや、こいつ・・・・・何でこんなに怒ってるんだ?


見てみると、部屋の障子には雪が付いている。


しかも、この間この障子は張り替えられた所。


・・・・・こいつら、本当馬鹿だな。


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