オトシモノ~君が零した星屑~
別に、障子くらい張り替えたらいいもののなのに・・・・・
まぁ、余計な出費に変わりはないが。
「ひ、ひひひひひ土方さん・・・・・ね、怒らないで。
怒らないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
怖がりすぎて、生まれたての小鹿のようにプルプルと震える藤堂。
って、そこで頭抱えて蹲っちゃ、逃げられないよ?
その姿に、土方もさすがに呆れ顔。
もう、怒る気力も無くしたのか、額に浮かんだ青筋は消えている。
これ、戦いで敵がやったらどうなるかな、ほんと。
「おい・・・・・平助、お前馬鹿kゴフッ」
「アハハハッ!!豊玉さん顔面てきちゅーう!!」
その呆れた顔に、沖田の投げた雪球が的中。