オトシモノ~君が零した星屑~
「・・・・・私やらない」
『ぬ、それはいかんぞ千歳!!やってくれないと・・・・・
俺、夜泣きするぞ?』
「まぁ、困るのは沖田だがな。仕方ない、さっさとやるぞ」
泉箕がだんだん鬱陶しくなったので、さっと切り替え跳ね除ける。
出会った当初は、楽しい兄みたいな感じだったのに・・・
「じゃ、始めますよ~!!よーいどんっ!!」
その、沖田の楽しそうな一声と共に始まった、雪合戦。
私は幼少期に、雪で遊ぶという事があまり無かった。