オトシモノ~君が零した星屑~
「はぁ――――ったく、おめぇらは何でいつもこうなんだ・・・・・」
呆れたように溜息をつき、俯く彼。
そんな土方を笑いながら、原田は傍の柱にもたれ掛かった。
副長の前で、副長助勤がこの状態という事は・・・・・如何なものかと。
「まぁまぁ、土方さんも早く用件言っちゃって下さいよ。
言わないなら、先に俺が言っちゃって良いっすか?」
やれやれ、と首を振りながら土方の下へと歩き出す原田。
一体何を考えているのか、そこがすこし気になる所。