オトシモノ~君が零した星屑~


「おい、お前なぁ!?さっさと吐けっつてんだろうが!」


「なぁ・・・・・知ってんだろう?


さっさと、話せってっ!!」



バシッと、体に打たれる竹刀。


痛みなんて、もう感じない。


ただ・・・・・病み上がりだからかな。


吊り下げられた頭が、妙に痛かった。


ただ、それだけのこと。


何で、こんなことになったのかというと・・・・・


それは、3時間ほど前に遡る。


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