オトシモノ~君が零した星屑~
グチャッ、という嫌な音と共に、私の片目からは光が消えた。
代わって、目から額にかけて生温いものが垂れていく。
完全に、意識が飛びそうになった。
どうして、こうなってしまったのだろう。
どこで、間違ってしまったのだろう。
「おい、早く吐かねぇと、もう片方もこうなるぞ」
そう、脅し文句が私の耳元で囁かれる。
これだけ人の話も聞かず、やりたい放題やってくれたのだ。
これ位・・・・・白状しても、バチ当たらないよね。
「一つだけ・・・・・言ってもいい、か?」
「何だ」