オトシモノ~君が零した星屑~
「男に二言は無い!!よし、今は傷を治して・・・・・
それから、細かい事は決めようじゃないか。な?歳」
ガハハッと、豪快に笑い私に優しい視線を向けるのは厳つい誰か。
そっと、布団を剥ぎ痛む足を無視しながら正座をする。
「まぁ・・・・・勝っちゃんがそう言うなら俺は何も言わねぇ。
お前らも、良いな?うん、良い事にしよう」
沖田達の意見は聞かず、美丈夫はもう一度私へと顔を向ける。
そして、にこりとも笑わず、私にこくりと頷いた。
それは、肯定と取っても良いという事なのだろうか。