雨が降る日は誰か死ぬ
亜衣は席を立ち、聖良のところに向かう。


それに気がついたかすみも聖良のところに来た。



「聖良」


声をかけた亜衣の方に振り向いた聖良の顔は、真っ青である。



「次……私だ……私の番」


「えっ?」


聖良の台詞に、亜衣は驚いた。
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