雨が降る日は誰か死ぬ
受信トレイには30件を越えるメールがあり、その全てがクラスメイトからの、学校を休むことを知らせるものと、学校に到着したことを知らせるものだった。


梓は行くか休むか悩んでいたから、まだメールを送っていない。


すぐに新規メール作成で、全員に今日は休むことを知らせるメールを作成し、一斉送信で送ることにした。


そして……


メールを送っているときに、ふと気がついた。

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