雨が降る日は誰か死ぬ
結局桃花もメンバーに加わって、五人で亜衣のお婆さんの家に向かう事になった。


亜衣の祖母の家は、ダム湖に近いので車で一時間ほどかかる。


運転席に西山、助手席に山本が乗ったから、後ろの席に亜衣と愛と桃花。



走り始めてすぐに、後部座席の真ん中の桃香が、愛に向かって「ラブのことは私が絶対守るからね」と言ったのに対して、

愛が「有り難う桃花」と言って、それ以降桃花が愛のほうにもたれかかるような感じでくっついたから、

亜衣は心の中で『オイオイ。こんなところでイチャイチャしないでよ』と思った。

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