サヨナラ 大好きな人【完】
「はっ...はぁっ...ゴホッ」
あたしは何分走ったかもわからないまま病院に辿り着いた
入り口では新木君が壁にもたれて立っていた。
「あゆさん、大丈夫?」
「あたしの事よりっ來は!?」
あたしは新木君の服を掴み聞き出した
「今病室」
「教えて」
足取りが重くなりながらも來のいる病室へと向かった
病室に行く途中警察官と
あたしの部屋に侵入してきた男の人がいた
あの人
あたしは頭に血が上ってしまい
男に近寄った