サヨナラ 大好きな人【完】
最終章
あたしが公園に着いた頃にはもぉ來は着いていた。
「ら…い?」
あたしが名前を呼ぶと來は振り向き遊具から降り、あたしに近づく
「忙しかったか?」
申し訳なさそうな目であたしを見つめる
「ううん、大丈夫」
「良かった」
來はそう言うとあたしの頭を突然撫でだした。
今日の來
何か変
どうしたんだろ?
嫌な事でもあったのかな?
來の頭を撫でる手にドキドキしながら
「何かあったの?」
聞いてみた