コンクリートの床
さざ波
昼の時間のストロー配り。
配り終わった頃に直がくる。
「凛ー。昼飯の後で話したいから。体育館のとこに来て。お願いね。」
直は上目遣いで私を見る。
そこらの女子よりよっぽど可愛いと思うのは、私が彼女だからかな?
ってゆーか…
お前もストロー配り係りだろ。
カードゲームしてんじゃねぇよ。
まぁいいや。
いつものこと。
いつも気にしてたら、死んでしまうわ。
でも…
話しって何だろう。
なんか聞きたくない。
頭がポーッとする。
友達の話も笑えない。
ほら食欲もなくなってきた。