イケナイ個別レッスン【TABOO】
イケナイ個別レッスン
「今日、休みじゃないっけ」
 颯馬が、急いで着替えている私を見て首を傾げる。同じ劇団の俳優で、ひょんなことから付き合い始めて一か月になるところだ。

「うん、そうなんだけど主宰に呼び出されちゃった。
 颯馬はゆっくりしてて、ね?」
 名残惜しさをキスで伝えると、私は慌ててアパートから飛び出した。
< 1 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop