君と見る未来。
「あ、イケメンおるー♪」
相変わらず晴海はイケメン探し。
一応、長く付き合ってる彼氏もいるんだけどね。
私たちは他愛もない話をしていた。
ーガラガラ
新しい担任が入ってきた。
「よっしゃきたぁー!」
一部の男子の歓声。
どうやら担任は当たりのようだ。
「はーい、今日から担任やります。
福岡です。
あ、こっちは副担任の…」
ここらへんで覚えてるのは
副担任の先生が新任だったということだけだったかな。
自分の転機は確かにこのときだった。